Kame(b)の音楽にまつわる何か

Kame(b)の主に音楽にまつわる適当なことを記します。

2021-01-01から1年間の記事一覧

SONYのMDステーションMZ-R5STを修理する(再修理編)

前回、液漏れで腐食したパターンおよび液晶パネルのビネガーシンドロームの修理を行った。 kamebass.hatenablog.com が、再生ボタンなどの操作パネルが効かないというトラブルが発生!これには心当たりがある。組みなおす際にメイン基板と操作パネル基板とを…

SONYのMDステーションMZ-R5STを修理する(修理編)

前回は分解して不具合箇所をの確認した。 kamebass.hatenablog.com それでは修理開始~。 液漏れで腐食した箇所の修理 電池ホルダー まずは電池ホルダーの掃除。両端のバネ状端子は特に腐食していないので軽い掃除のみ。一方、2つのニッケルカドミウム電池…

SONYのMDステーションMZ-R5STを修理する(分解編)

イントロ さすがに最近はMDを使う機会がない。アナログレコードやカセットテープとは違ってMDの復権はあまり期待できないと思う。なので、所有しているSONYのMDステーションMZ-R5STをヤフオクに出品することを考えている。この機種はS/PDIFの出力端子を備え…

CITIZENの目覚まし時計8RZ150を修理する

きっかけ 最近2週にわたって遅刻した。目覚まし時計が鳴らなかったのである。目覚まし時計はCITIZENの8RZ150という機種で、どうやらリズム時計工業のOEM製品らしい。 CITIZEN 8RZ150 この時計は2つの目覚まし機能を有しており、左右端部のスライドノブを上…

Lyle Maysのシンセの音をフリーソフト音源OB-Xdで再現する

DTM

前回は、無料のソフトシンセ音源Synth1を使ってLyle Maysのあのシンセサウンドの再現にチャレンジしてみた。 kamebass.hatenablog.com Lyle Maysは往年の名器Oberheimを使っていたらしい。このOberheimをエミュレートした無料のソフトシンセ音源OB-Xdがある…

Lyle Maysのシンセの音をフリーソフト音源Synth1で再現する

DTM

無料のソフトシンセ音源Synth1を使ってLyle Maysのあのシンセサウンドの再現にチャレンジしてみたので、その設定を備忘録として記しておくことにする。 Synth1 サンプル 結果としてこんな感じにできました。もうちょっとカスレ感が出ると良いんだけどなー。 …

YAMAHAのモニタースピーカーMS-101を改造する(組み立て編)

前回の記事(分解編)はこちら。 kamebass.hatenablog.com デジタルアンプを組み立てる デジタルアンプはNorth Flat JapanのYAMAHA製 YDA138 デジタルアンプ自作キット リターンズ 2020-2021 Ver.というキットを使用してみた。Amazonで購入したらえらい小さ…

YAMAHAのモニタースピーカーMS-101を改造する(分解編)

私はパソコンのモニタースピーカーとしてYAMAHAのMS-101を使っている。MS-101と言ってもIIやIIIじゃない無印、製造はおそらく1990年前後という古いもの。 MS-101改造前の正面写真 モニタースピーカーはオーディオインタフェースUA-4FXに繋いでるのだが、最近…

ヘッドフォンアンプFDHA V2.0を作る

ヘッドフォンアンプを作ってみた。作ったと言ってもキットだけど。ブツは太田氏が設計・製作・販売しているフル・ディスクリート・ヘッドフォン・アンプFDHA V2.0。このアンプは、オペアンプ等のICは使わずトランジスタだけで構成されていること、そして電圧…

ヤマハの鍵盤ハーモニカ「ピアニカP-32D」をオーバーホールする(清掃・組み立て編)

ヤマハの鍵盤ハーモニカ「ピアニカP-32D」のオーバーホールの記事の続きです。分解編は以下を参照。 kamebass.hatenablog.com 清掃 鍵盤は台所用の中性洗剤と歯ブラシを使って洗浄します。 水洗い フレームはバルブパッキンの接着剤糊跡をマイナスドライバー…

ヤマハの鍵盤ハーモニカ「ピアニカP-32D」をオーバーホールする(分解編)

ヤマハの鍵盤ハーモニカ「ピアニカP-32D」を購入してから20年以上経ってきており、以下のような症状が出ます。 たまに鍵盤のいくつかが押し込まれたまま戻らないことがある。 ケースから出した直後は、すべての鍵盤について張り付いているな感じがある。た…