CITIZENの目覚まし時計8RZ150を修理する
きっかけ
最近2週にわたって遅刻した。目覚まし時計が鳴らなかったのである。目覚まし時計はCITIZENの8RZ150という機種で、どうやらリズム時計工業のOEM製品らしい。
この時計は2つの目覚まし機能を有しており、左右端部のスライドノブを上にスライドさせると目覚まし機能がオンになる。目覚まし機能がオンになるとその旨を示すアイコンが表示される。
ところが、最近、スライドノブを操作してもアイコンがつかないことがあった。つまりちゃんと操作しているのに目覚まし機能がオンにならない。これが遅刻の原因だ!決して自分の二度寝が原因ではなかったのだ!そう言えばこのスイッチ最近スライドが堅いというか滑らかでない。あと時計上部にスヌーズスイッチがあるのだが、これも反応が悪いことが多々あった。という訳でこの辺を修理してみる。
修理
裏蓋を開けるとこんな感じ。
スライドノブ周りはこんな感じ。一般的なスライドスイッチがありますね。
スヌーズスイッチ周りはこんな感じ。一般的なタクトスイッチがありますね。
まずは左右のスライドスイッチとスヌーズ用のタクトスイッチを取り外す。
スライドスイッチは底面のツメをペンチで開いて分解する。
各接点をみるとやはり黒く汚れが付いていたので、綿棒を使って無水エタノールで掃除。さらに接点復活材(サンハヤトの接点復活王)を塗布。スイッチが滑らかに動くようにツメの力具合を調整しながら組み立て直してスライドスイッチの修理は完了。
タクトスイッチは密閉型だし、どうやらスイッチ自体は問題なさそう。ただしケースへの取り付け位置がちょっとずれていて、これが原因で反応が悪かった模様。なおスイッチがずれたのは、寝ぼけながらスイッチをバンバンしばいていたせいかなと。
あとはスライドスイッチとタクトスイッチをちゃんとケースに組みなおして修理完了。各スイッチの動作状態は良好!よし!
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